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『歳を重ねながらインセンティブを身に付ける意識、という話。』

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|今の仕事を辞めるとき………|

誰もが今している仕事を、
生涯にわたって通せるとは限らない。
想いもよらないことにより、
退職することもあるだろうし、
転職することもあるだろう。
そのとき、ふと考える。
今の仕事以外の仕事ができるのか。


ただただ与えられた仕事を
言われるままにこなしてきたとき、
その仕事が自分の身になっているのか。
いきなり転職しなければいけないとき、
今までを知らない人に説明できるか。
強みとして魅力的に感じてもらえるか

年齢を重ねると、
ふと不安になることが、
きっと多くの人にはあると思う。
私にも不安になるときがある。
では、どうするべきなのか。

インセンティブを身に付けること。


|あなたは強みは何ですか?|

これが大事だと思っている。

では、インセンティブとは何か。

意味の取り方は様々だろう。
ご褒美的なこともあるだろうし、
キャッシュバック的なこともある。


今回に限って言えば、
「個人力に対する付加価値」
と理解してもらいたい。

若いときはみんな同じインセンティブがある。
それは若さだ。
時間と言い換えても良い。
生きている生命体である以上、
時間というものは価値が高い。
だからこそ、経験や技術がなくても、
時間というインセンティブが、
大きな効用をもたらす。

若いうちはそれでも良かった。
しかし、残念ながら、
みんな等しく老いる。

歳を積み重ねるに沿って、
そのインセンティブは減少していく。
そのとき、時間の代わりに、
どんなインセンティブを得てこれたか

これが大人に求められるインセンティブだろう。


コミュニケーションや洞察力や、
経験や、技術など、
積み重ねるインセンティブがある。
時間によって得られる付加価値。
これは歳を重ねれば手に入る。
しかし、これとは別に他人にはない、
自分だけのインセンティブを、
どうやって獲得するか。

|イメージして欲しい、未来を|

今の職種じゃない仕事に転職しなければいけない。


そんな事態をイメージして欲しい。
そのとき、あなたは相手に対して、
どんなインセンティブをアピールできるか。

もしまだ思いつかないのであれば、
何ができるのか、
何をしたいのか、
どんな付加価値をつけるべきか、
どんな付加価値が求められるか。

このことを早い段階で、考え、
準備しておくのは悪くない。
きっとそのインセンティブは、
そのまま今の仕事をしていても、
役立つに違いない。


私もインセンティブ探しをしないと。
(あ、転職するってことじゃないですよ)


今日も偉そうに失礼しました。

株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣




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