サロンを変える
次世代型電子カルテアプリ『美歴』。
モニタリングサロン募集中。
http://bireki.jp/
1章では繁盛サロンを創るためには
“三方よし”
という考え方が必要だとお伝えして参りました。
それを大前提として、
この章ではサロン運営における
売上高目標の設定方法をお伝えします。
1)お客様を増やす前に、
お客様と何で繋がっているかを考える。
~価値階層を考える~
お客様から代金をお預かりできるのは
どんな時でしょう?
ちなみに、
“お預かりする”
と表現しているのは意味があります。
美容室のような反復継続的な取引において、
消費者はサロンに対して
代金を“払っている”だけではなく、
“預けている”
と考えても良いのではないでしょうか?
『次に来るから、その時まで預けておくね。』
というお客様の期待を感じるような
取引が理想ですね。
サロン側も
『ちょうだいしました』と考えるより、
『一旦お預かりしておきます。
次回にはまた成長してお待ちしております。』
と考えた方が良い関係が築けそうですね。
さて、その代金は帳簿上では
『売上高』
と表現されますが、
その売上高はどの様にすれば上がるか、
つまりどうすれば
“売れるスタイリスト”になれるのか?
を考えてみましょう。
答えは簡単です。
より多くの数のお客様から、
より多くの単価をお預かりすれば良いわけです。
では、
お客様はなぜ代金をお支払いになるのでしょう?
それは、
“サービス・施術・商品という何らかの価値を
提供してもらったから”ですね。
物理的にはお客さまとはレジで
『価値と代金の交換』
がなされるわけですが、
スタイリストが価値を提供できるのは
ハサミや手先という体のごく一部ですが、
その背景にあるのが
『美容師としての能力』
なわけです。
これらは美容師としての能力なのですが、
その背景というか根底にあるのは
社会人基礎力という、
『前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力』
と呼ばれるものです。
つまり、お客様との接点の前には、
人として必要な能力があります。
では単に能力が高いスタイリストならば
それで良いのか?
というとそういうわけでもありません。
『自分はこんな美容師になりたいんだ』
というしっかりとした将来像(ビジョン)を
描けていることが、
“売れるスタイリスト”になる大前提条件です。
そして、
そのビジョンを描くことに大きな影響を与えるのが、
人生観や労働観といった価値観と呼ばれるもので、
この部分が異なる人同士では
なかなか長いおつきあいができません。
これを図にまとめるとこうなります。
ちなみにこの図では一言で
『お客様』と表現しておりますが、
もちろんお客様側にも(強いかどうかは別にして)
“こうなりたい”
という将来像があるから美容室に来るわけであって、
その様な将来像を描くようになるには
それぞれの価値観があり、
その背景に“生活”や“人生”というものがあるわけです。
つまり、お客様とのほんの一瞬の接点を持つために、
自分自身の将来像や人生観といった
奥の深いところまでの整理が必要だという事ですね。
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1章では繁盛サロンを創るためには
“三方よし”
という考え方が必要だとお伝えして参りました。
それを大前提として、
この章ではサロン運営における
売上高目標の設定方法をお伝えします。
1)お客様を増やす前に、
お客様と何で繋がっているかを考える。
~価値階層を考える~
お客様から代金をお預かりできるのは
どんな時でしょう?
ちなみに、
“お預かりする”
と表現しているのは意味があります。
美容室のような反復継続的な取引において、
消費者はサロンに対して
代金を“払っている”だけではなく、
“預けている”
と考えても良いのではないでしょうか?
『次に来るから、その時まで預けておくね。』
というお客様の期待を感じるような
取引が理想ですね。
サロン側も
『ちょうだいしました』と考えるより、
『一旦お預かりしておきます。
次回にはまた成長してお待ちしております。』
と考えた方が良い関係が築けそうですね。
さて、その代金は帳簿上では
『売上高』
と表現されますが、
その売上高はどの様にすれば上がるか、
つまりどうすれば
“売れるスタイリスト”になれるのか?
を考えてみましょう。
答えは簡単です。
より多くの数のお客様から、
より多くの単価をお預かりすれば良いわけです。
では、
お客様はなぜ代金をお支払いになるのでしょう?
それは、
“サービス・施術・商品という何らかの価値を
提供してもらったから”ですね。
物理的にはお客さまとはレジで
『価値と代金の交換』
がなされるわけですが、
スタイリストが価値を提供できるのは
ハサミや手先という体のごく一部ですが、
その背景にあるのが
『美容師としての能力』
なわけです。
これらは美容師としての能力なのですが、
その背景というか根底にあるのは
社会人基礎力という、
『前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力』
と呼ばれるものです。
つまり、お客様との接点の前には、
人として必要な能力があります。
では単に能力が高いスタイリストならば
それで良いのか?
というとそういうわけでもありません。
『自分はこんな美容師になりたいんだ』
というしっかりとした将来像(ビジョン)を
描けていることが、
“売れるスタイリスト”になる大前提条件です。
そして、
そのビジョンを描くことに大きな影響を与えるのが、
人生観や労働観といった価値観と呼ばれるもので、
この部分が異なる人同士では
なかなか長いおつきあいができません。
これを図にまとめるとこうなります。
ちなみにこの図では一言で
『お客様』と表現しておりますが、
もちろんお客様側にも(強いかどうかは別にして)
“こうなりたい”
という将来像があるから美容室に来るわけであって、
その様な将来像を描くようになるには
それぞれの価値観があり、
その背景に“生活”や“人生”というものがあるわけです。
つまり、お客様とのほんの一瞬の接点を持つために、
自分自身の将来像や人生観といった
奥の深いところまでの整理が必要だという事ですね。
第2章『お客様を増やす前に、お客様と何で繋がっているかを考える。~価値階層を考える~』(第10回) is a post from: 美歴マガジン