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『サロンワークをチームスポーツと考えてみた、という話。』

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|組織は規則ではなく、人が創る|

私が経営支援をしているサロンで、
こんな話をすることがある。

みんなはどういう組織になっている?


多くの場合、組織というと、
上下関係があるピラミッド型を想定する。
特に技術企業の美容室では、
売上や年齢が大きな根拠になる場合が多い。

アシスタントやスタイリスト、
トップスタイリスト、店長、マネージャー。
そのようなヒエラルキー型になるのは、
当然の流れだと思う。

私はこのヒエラルキー型組織を否定しない。


では、みんなに何の話をしているか、だ。



|上下関係より左右前後関係を見直したい|

サロンというフィールドに立った時、
そのヒエラルキーを少し忘れるように伝えている。

なぜか。

ピラミッド型ヒエラルキーは、
上司から情報が下りてくることが多い。
つまり指示が下りてくることになる。
すると多くの若い人はこう着状態になりやすい。


では、どうするか。


私はイメージしてもらっている。

みんながサッカーチームだったら。

サッカーチームには、
フォワードがいて、
ミッドフィルダーがいて、
ディフェンスがいて、
キーパーがいる。
ざっくりと。


向かうゴールはひとつだ。

ゴールをお客様の満足度と仮定したとき、
ゴリゴリ攻めていくフォワードがいたり、
フォワードにラストパスを出す
ミッドフィルダーがいたり。
または、不満足を失点とするならば、
それを防ぐディフェンスやキーパーが必要だ。


|能力と職域を認め合う|

能力が違う人が集まる技術組織の場合、
それぞれの能力にあわせたポジショニングが大切。
そのためには、
それぞれのスタッフの能力を見極めて、
ポジションを明確にしてあげること。
この戦略が必要なのではないだろうか。

このとき大事なのは、
つまりフィールドに立ったとき重要なのは、
それぞれの役割を理解しているか、
もしくは伝えているか。


|ここで監督の采配が勝敗を左右する|

そして次にくるのが、戦術。
世界のサッカー監督を見れば、
色々な戦い方がある。

パスを回すか、ディフェンシブか、
ガツガツ攻めるのか。
その意思統一ができれば、
きっとチームは回り始める。

これをチーミングと言うのだが、
(以前のコラムでも書いた気がする)
この感覚って大事だと思う。

もちろん、サロンによっては、
当てはまらないところもあるだろう。
ただ、私だったら、
このチーミングで勝利に結びつけたい。


そして、これを組織と呼びたい。

やっぱり楽しみたい、スポーツみたいに。
(甘いか。。。)


なんて。今日も偉そうに失礼しました。。。。

株式会社パイプドビッツ
美歴カンパニー
美容師名鑑編集部 BirekiMagazine編集部
兼任編集長 石渡武臣

『サロンワークをチームスポーツと考えてみた、という話。』 is a post from: 美歴マガジン


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